2016年7月18日月曜日

パソコン修理

ここ半年くらいで2回デスクトップPCを修理した。
パソコンのトラブルで調べていてこの文章を見ることになる人はあまり多くないと思うが、自分のための備忘録も兼ねて書いておく。

1回目は昨年末。しばらく使っていなかったデスクトップPCを使って2, 3か月したころ、ファンの音がうるさくてPCを起動する気にならなくなっていた。もう一つのノートPCも動きが遅いためあまり開く気がしない。仕事柄、休日PCを開かないというのはまずいと思って調べ始めたところ(例えばここ)、いくつか候補が上がる。

ブーンという音からしてファンだろうとは思ったが、クリーニングでは解決しない。(長時間は厳禁だが)障害物を置いてファンを回らないようにしたところ、CPUファンではなくケースファンを回らなくしたところ音がなくなったので、ケースファンを取り替えることに。音が問題なので、Amazonなどで買うのは不安があり、家電量販店に行って実物で音を確かめ、低振動タイプのこちら(S4)の商品を購入。それいらいファンの音で不快になったことはない。

2回目はつい最近。それまでなかったことだったが、PCを起動してしばらく(数分程度)すると突然電源が切れてしまう。偶然かと思ってもう一度起動すると、今度は1分くらいで切れてしまう。今度も前回と同様、初心者向けのページ(こことか)を調べる。他の電気機器は正常に動いているので、電力供給に問題があるとは考えにくく、CPUが疑わしい。ただ、CPUファンにほこりが詰まっている様子はない。

となると、CPUからファンを通して熱が逃げていないという可能性が浮上。1回目の修理のときにおそらくCPUファンも取り外していたと思うが、一度外すとしっかりはめ直すことがなかなかできない。自宅のPCで使われているのは「プッシュピンタイプ」と呼ばれるもののようで、その仕組みも最初よくわからなかったこともあるが、それとともに、CPU側、ファン側双方についていた灰色の物体が気になる。これはCPUグリスで、本来はこれがあるおかげでCPUの熱が逃され、冷却されているのだが、逆に接触が悪くなっている原因になっているようにも見える。暫定対策としてグリスを取り除き、ファンをしっかり固定して起動。突然電源が切れるということはなくなった。

ということで、ほぼ原因は確定。ただ、CPUグリスがない状態ではやはりCPUの温度が上がりやすく、10-20分程度使っていたら70℃近くまで上がっていたので、グリスを買うまで使わないようにする。今回もAmazonで買う気にはならず、他にも調べたいことがあったため再び量販店へ。こちらの商品を購入。

デスクトップPCはUbuntuを使っており、(いくつかの準備をすれば)sensorsコマンドで確かめられる。しばらく(1時間程度)使った後の結果は以下のようなもの。

acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1:        +30.0°C  (crit = +127.0°C)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0:       +31.0°C  (high = +89.0°C, crit = +105.0°C)
Core 2:       +28.0°C  (high = +89.0°C, crit = +105.0°C)

温度が下がっている。問題なさそうだ。もっとも、デスクトップPC自体4,5年前のもので、かなり古い。CPUだけ取り替えるとかできないかと考え、グリスを購入した時に店員さんに聞いたところ、最新のマザーボードとは端子が合わないとのこと。またマザーボード自体同じ規格のものが今はあまり出回ってなさそうということで、買い換えるしかないか…


 

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